「やりがい」を感じたい人、リユース企業に集まれ! ~ワークエンゲージメントを高める2つのステップ~

2022.07.06

政府が2016年に「働き方改革」の旗を振って、日本企業の労働環境が改善してきた一方で、働き手の仕事への充実感や達成感といった「働きがい(以下、やりがい)」が高まらないという現実があります。

有給休暇の取得率向上や、残業時間の削減による「働きやすさ」を感じている方も増えているのではないでしょうか。「自分の属する組織はそこもまだだよ・・・」という環境にいらっしゃる方もいるかもしれません。いずれにしても、働きやすくなることで「やりがい」を感じられるというわけでもないようです。

2つのデータがそのことを裏付けています。

◆厚生労働省によると、労働者1人当たりの年間総実労働時間は20年に1685時間と16年比5.5%減。有給休暇取得率は7.2ポイント上昇の56.6%と過去最高になりました。

一方で、

◆アメリカの大手コンサル会社の調査によると、日本は働きがいを感じる社員の割合は56%。世界平均を10ポイント下回っており、23カ国中、最下位が過去6年続いています。

※米コーン・フェリー社、エンゲージメント調査(2020~2021年)

では「やりがい」とは何なのでしょうか?

やりがいって何??

「やりがい」と似た意味をもつキーワードとして「ワークエンゲージメント」という言葉が注目されています。

ワークエンゲージメントが高い状態というのを、以下3点がそろった状態のことをいうそうですが、皆さんはどうですか?

◆活力・・・仕事をしていると活力がみなぎるように感じる

◆熱意・・・自分の仕事に誇りを感じる

◆没頭・・・仕事をしているとつい夢中になってしまう

「いやいや、こんな状態なかなか難しいよね。。」と感じられた方もいらっしゃるでしょうか。

実は、このワークエンゲージメントを高める方法があります。

それは、「自己効力感」や「成長実感」を感じることです!

◆自己効力感とは、自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できると、自分の可能性を認知していることです。端的に言うと仕事への自信です。

◆成長実感とは、ことばの通りある期間において自分が成長したと思える感覚です。

それらを感じるためには、ある程度成長市場や、ベンチャーフェーズの企業に一定期間身を置くことがいいと考えています。

なぜなら、チャンスが多く、裁量の大きい仕事を任せてもらえる可能性が高いからです。

そこで成功体験を積むことです。成功体験を積むには一定期間(3年~5年)が必要だと考えます。そうして得た仕事への自信ややりがいが「やりがい」につながっていきます。

「自己効力感」や「成長実感」を感じられる環境の一つの選択肢として、リユース業界はおすすめできると考えています。

リユースは働きがいを感じやすい!?

なぜやりがいを感じるのに、リユース業界がおすすめなのか、それは、以下3つの理由があります。

・好きを仕事にできる

ブランド品、時計、アパレル、玩具、楽器、釣り具などなど様々なアイテムを取り扱うリユース・リサイクル企業。店舗スタッフやバイヤーは、商品の専門的な知識が必要な仕事です。お客様もそのアイテムの情報に詳しいということがあり、接客時に会話も盛り上がっていきます。「好きこそものの上手なれ」というように、好きなアイテムであれば商品知識を吸収していきやすいこともあり、仕事に直接的に影響があります。キャンプやアウトドアグッズの専門店、トレカの専門店など、専門店展開も企業も戦略的に行っているため、自分の好きを活かせる環境がますます増えています。

・自由度がある、個人の裁量に任せてもらえる

リユース・リサイクルショップは大まかなマニュアルはあるかもしれませんが、レイアウトや買取金額などを店の裁量に任せているところも多いです。地域やお客様によって特性があったり、要望が異なるためです。柔軟性や対応力が求められる仕事ですが、こういう要素があると人は働きがいを感じられるといいます。バイヤーも1日のスケジュールなどの動き方は自由であることが多く、自分で戦略を持って買い付けを行いますが、その分売上責任も伴ってくるという仕事です。だからこそ自分の行ったことがダイレクトに企業の成長に還元される感覚を持つことができます。逆に、個人の創意工夫の範囲が狭まっていたり、現場に権限がない状態だと、やりがいを感じられないということもあります。

・市場が成長している、社会貢献性も高い

11年連続で市場規模が拡大しているリユース・リサイクル業界!その規模はもうすぐ3兆円に迫ろうとしています。市場が拡大している場所で働いていると自分の仕事が売上につながる実感を得られやすく、自分の成長を感じることができます。目標達成をすることで職場の雰囲気も良くなります。さらに、物を循環させている「リユース業」は、社会貢献性も高く、世の中の流れともマッチしている点でもやりがいを感じやすい環境といえます。

リユース・リサイクル業界の市場規模と動向 出典:リサイクル通信

ただ、リユース業界の企業にいけばそれでOKかというとそういうわけではありません。働きがいを感じて仕事をするために、以下の2つのステップを見直してみてください。

やりがいを感じるための2STEP

STEP1. 自分が何に重きを置くか知る

・好きを仕事にできる

・自由度がある、個人の裁量に任せてもらえる

・市場が成長している、社会貢献性も高い

上記で上げた要素はあくまでも一例です。

自分がどの部分に一番重きを置くのか、どのようなことにやりがいを感じるのかをよく理解することが必要です。

STEP2.それを今の職場で実現できるのかをチェックする

チェックポイントとしては以下のようなポイントがあります。

☑具体的なロールモデルがいるか

☑社内の経営戦略はどうなっているか

☑人事制度(評価制度・報酬制度)はどうなっているか

☑上司との信頼関係は構築できているか

☑成長を促すような仕事やチャンスを任せてくれているか

☑キャリアパスの提示、キャリアプランの設定がされているか

☑前向きに仕事に取り組めるような日々のコミュニケーションがされているか

もし今、転職活動をされている方の場合は、面接時の逆質問や、職場見学や業務体験を通じて確認することが大切です。

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