注目の買取、査定営業のお仕事、やりがいや厳しさとは?

2022.12.06

買取や査定の営業の仕事ってどんな内容なんだろう。未経験からでも挑戦できるのか、など不安な方も多いのではないでしょうか。そこで、買取・査定営業の求人を多く取り扱っているリユース業界専門エージェントが、仕事内容や年収、買取・査定営業職のやりがいや大変なところを詳しくご紹介していきます!

■買取、査定営業の仕事とは

買取、査定営業の仕事は、基本的に顧客からモノを買い取る仕事です。査定とは物の値段を決めることなので、買取査定という仕事はお客様がお持ちの品物の買取金額を決めて、ご提示し、買取を成立させる仕事になります。

お客様の物は基本的に一点物になること、物に相場があり値段がつくこと、物によっては真贋判定が必要なことなどが特徴としてあります。

■買取、査定営業の仕事が注目される背景

今、この仕事が注目されているのは、一つは時代背景があります。日本は1960年代の高度成長期やバブル期などに、大量生産、大量消費型の社会となり、新品の家や車を購入すること、ブランド品、アパレル、時計、ジュエリーなどの高価な物を身に着けることがステイタスでした。

数十年がたち、その頃購入したものが現代のファッションや自分の趣味嗜好と合わなくなったことから不要品となって、ブランド品、アパレル、時計、ジュエリーなどの当時の物を手放す需要が出てきました。

また貴金属の相場高騰が2000年代に起こったことが追い風なり、手放すことでまた現金が手に入るといった好循環が生まれ、時代の変化とともにそれらが消費行動として根付いていきます。大量生産、大量消費型の生活が見直され、SDGsへの意識の高まりから消費トレンドが大きく変化しました。

近年はフリマアプリの登場によって不用品の買取や、中古品の購入が生活に身近なものになりました。リユース業界は11年連続成長、市場規模も2.5兆円となり右肩上がりの成長を続けています。

■買取、査定営業の求人とは

では、そのような中で、「具体的にはどのような買取、査定営業の求人があるんだろう」という方のために、求人事例をご紹介します。具体的な年収や働き方についてもこちらでご紹介します。

大きなカテゴリーでいくと、

1.出張買取営業、フィールドセールス

2.店舗型の買取営業、店舗スタッフ、店舗バイヤー、買取査定スタッフ

の2つがあります。

1.出張買取営業(フィールドセールス)

【国内最大級のEC専門リユース買取サービス企業】

■仕事内容:

モノを売りたいとご依頼いただいたお客様のご自宅を訪問し、リユース品の査定・買取をお任せします。

・コールセンターが取得したアポイント先への訪問(個人宅メイン、1日4件程度)

・買取希望商品の査定、査定金額の提示

・金額に納得いただけたら買取成立

・在庫の管理

■勤務時間:9:45~19:00 (実働8時間/休憩75分)

■勤務地:各拠点(東京、大阪、愛知、福岡、仙台)

■初年度想定年収:300~500万

■休日休暇:月8日(シフト制)、夏期休暇(3日間)、年末年始休暇(5日間)、誕生日休暇など

2.店舗型の買取営業(店舗スタッフ、店舗バイヤー、買取査定スタッフ)

【B Corp認証取得の環境配慮型企業】

■仕事内容:

モノを売りたいと店舗にお持ち込みになられたお客様のご対応をし、リユース品の査定・買取をお任せします。

・お客様が持ち込まれた品物の鑑定・査定(1日5~10件接客)

・品物の価値や適正価格をご説明

・金額に納得いただけたら買取成立

・流通先に合わせて仕分け・梱包

■勤務時間:9:45~18:45

■勤務地:各拠点(東京、大阪、愛知、福岡、仙台など)

■初年度想定年収:480万~600万

■休日休暇:有給取得日数 平均15.4日 有給消化率 平均80~90%

■買取・査定営業職のやりがいや大変なところ

リユース業界や買取業界で働いていて「つらい、しんどい」という声もあるのはなぜなのでしょうか。実際にリユース業界で買取・査定営業職で働いている方々のお話を聞いている専門エージェントだからこそのリアルな声をご紹介します。

◎大変さ、厳しさ

・お客様との丁寧な関係構築が欠かせないこと

リユース市場が伸びている一方で、買取業者も増えている状況。どうしてもお客様の取り合いになる場面があるため、自分を選んでもらうには、丁寧にコミュニケーションをとって関係を築くことが求められます。

・常に相場やトレンド情報をアップデートする必要がある

全てのアイテムの相場や最新トレンドを全て自分で持つことは難しいけれども、自分の強みや得意な領域に関しては情報をアップデートしておく必要はあるでしょう。

・重たい荷物の持ち運びなどがあること

総合リユース系の企業だと、家電や家具などの大型商品の搬出があることも。自分にあった商材や業務フローが組まれている会社を選びましょう!※搬出は専門業者に依頼できるケースもあります。

ではそんな中でも感じる魅力ややりがいはどんなところがあるのでしょうか。

◎やりがい、魅力

・お客様に感謝していただける

お客様の品物一つ一つを丁寧に査定してお話をし、満足度を上げるやりがいのある仕事です。Win-Winな関係を築いていくことで、指名していただけるなどお客様と長いお付き合いができることも喜びです。

・成長実感がある

どの会社も現在、業績が好調です。そのため昇給、昇格のスピードが速く、キャリアステップが見えやすいため、自己成長を感じながら働くことができます。例えば、インセンティブ制度の会社であれば、報酬がダイレクトにやりがいにつながるでしょう。

・専門的な知識が身に着く

リユース(買取→販売)というビジネスは、商品の流通について理解を深めることができるビジネスです。ますますスタンダードになる循環経済の中でこの知識は一生ものとなります。

■まとめ

買取・査定営業職について少し理解を深めていただけたのではないかと思います。リユース各社は業績好調のため採用数を拡大しています。特に、未経験歓迎の求人が多数あり、20代~30代の募集を強化しているので、ご興味のある方はぜひチャレンジしてみてください!

他にも、社内でモノの査定を中心に行う査定スタッフや、鑑定士といった職種や、オークションなどで買い付けを行うバイヤー職もあります。こうした求人は経験者が求められることが多いため、キャリアステップとして考えておくとよいでしょう。

ただ、一部貴重な未経験歓迎の求人もありますので、まずはリユース業界専門エージェント『Re:転職』に相談してみましょう。

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リユース業界は12年連続成長、市場規模も2.5兆円に。フリマアプリに
よって物を売買することが普及し、SDGsへの意識の高まりから
消費トレンドが変革。今後も買取・リユースの需要は増していきます。
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