こんにちは、Re:転職の山口です。今回は、リサイクル通信社のデータを元に、市場を牽引している４つの商品分野をご紹介していきたいと思います。

これらの商品分野が好き！または興味がある！という方は、リユース業界で働き上で大きなアドバンテージになることでしょう。また今まではあまり興味がなかった方も、これらの知識を身に着けることで、お客様とお話をするきっかけが増えるかもしれません。

まずは、直近のリユース・リサイクル市場を確認していきましょう！

■リユース・リサイクル市場は２桁成長！

2021年のリユース市場規模は、前年比11.7%増の２兆6988億円になりました。コロナの影響が薄れてきたことで、２桁成長に繋がってきています。コロナ禍に在宅時間が増えたことにより、断捨離ブームが加速。メルカリなどのフリマアプリを利用し、気軽に売り買いする人が増え、リユースが買い物の選択肢の一つとして定着してきました。

また、販売経路としては店舗型からオンライン型へシフトが進んだのもコロナ禍にあった大きな変化のひとつと言えるでしょう。今後も成長を続け、2025年には3兆5000億円規模に達すると言われています。

その中でも伸びている4つのアイテムとはどのような物なのでしょうか？

■最も伸びているのは「おもちゃ、玩具・模型」ジャンル

「おもちゃ、玩具・模型」といったホビー系ジャンルは1803億円で前年比19.７％増の伸びを見せました。主に「トレカ」が成長を押し上げています。特にポケモンカード などが人気ですね！日本だけでなく世界中で人気があるのも特徴で、レア品は高額になり、海外では現物投資商品の一つとして相場が高騰しています。

■「ブランド品」需要は高く、インバウンドに期待

「ブランド品」の売上は前年比19.6％増の2947億円と高い伸び率になりました。インバウンドが解禁され、さらに円安効果もあり外国人のお客様も徐々に増えてきています。

多くの旅行客は円安で割安感のあるブランド品や高級腕時計 などの買い物を旅行の目的一つとしており、今後はますます需要が高まりそうです。

■「古着」はブームではなく既に定着した感あり。

「衣料・服飾品」は引き続き好調です。売上は前年比14.4%の4587億円で市場の17%を占める主要な商材と言えます。

若者の間では古着ブームが発生し、多くの大学生が古着屋を起業するなど話題になりました。最近は、ショッピングセンターにも古着屋が出店するなどして、広く浸透した感がありますね。

ショッピングセンターへ出店したことにより、元々アメカジ ブームなどを経験してきている40代のお客さんが増えるなどしているそうですよ。

■「アウトドア・レジャー」は好調を維持

「アウトドア・レジャー」の売上は前年比10.8%の1172億円に拡大。コロナ禍にキャンプ人気が一気に高まり、アウトドア専門店が増えています。

ファミリーキャンプ や、ソロキャンプ など、キャンプのバリエーションが増えたことにより買い替え需要も高い分野となっています。

詳細はこちらの記事を参考→アウトドア・キャンプがリユースで熱い！

■まとめ

リユース業界の成長を引っ張る4つのアイテムは、玩具・模型、ブランド品、古着、アウトドア・レジャーでした。それ以外でも、リユース・リサイクル業界は全般的に主要な商材はほとんど業績が上向きになっています。

商材・アイテムが好き、ということは、リユース企業で働く中で大きなモチベーションになります。なぜなら、物ありきの商売で、モノに触れる仕事だからです。

店舗スタッフやバイヤーや鑑定士といったかたちでモノにも触れながらお客様と接する仕事もあります。また最近の特徴では、企業の取り扱う物量が増えているため、物流センターの査定スタッフや倉庫での仕分けスタッフを募集する求人も増えています。これらの求人は未経験OKである場合も多いので、「好きを仕事にする」ことを挑戦するならこのタイミングがベストと言えそうです。

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