2022年最新のリユース・リサイクル業界の動向と採用状況について

新型コロナウイルスの影響はまだまだ影を落としています。そのような中で、2022年のリサイクル・リユース業界の市場は、また採用状況はどうなっているのでしょうか。

リユース業界の最新動向について 

更新:2022年5月9日

リサイクル通信の統計によると、2020年のリユース市場規模は、2兆4169億円でした。コロナ禍にありながら、前年比2.5%増と、右肩上がりの成長がみられました。これで2009年以降11年連続で拡大となります!
 
コロナ禍の影響が大きかったのは、訪日外国人のインバウンド需要が激減したことと考えられます。
 
一方、外出自粛やリモートワークによる在宅時間の増加から、家の片付け、物の整理をする人が増加。それにに伴って買取やフリマアプリ利用によって需要が伸びたと考えられます。
一時的に現金化をしたいということで高額商材の売却などもメディアに取り上げられていましたし、総合リサイクルショップでのユーザーの買取の様子も情報番組などで目にすることが増えたように感じます。
 
さらに、販売では、家族の時間が増えて、リモートワークに伴って仕事環境を整えるためのPCや家具、家族で楽しめるゲームや、アウトドア用品やスポーツ・レジャー用品など、特定の分野で需要が増えました。これらの動きをチャンスと捉えてこれらの商材のリユース専門店を出店する企業もありました。
 
販売経路としては、店舗型から宅配買取やEC販売を強化する流れが強まりました。その結果、ネット販売のBtoCは2.0%増と前年を上回っています(リサイクル通信の統計による)。この流れはコロナ後も続くとみています。
 
ワクチンの普及も進んでいることから、企業業績において復調の兆しが見えてきています。リサイクル通信では、これまでの市場成長率を鑑み、2022年には3兆円、2025年には3兆5千億円規模に拡大すると予測を上方修正しています。

Re:転職的、注目業態!!

【今後さらなる成長が見込める業態】

1.総合リサイクルショップ
取り扱いアイテムの幅が広く集客力があります。

2.EC、ネット型ショップ
IT化の一層の進展により使いやすさが向上。

3.専門性を磨いて存在感が増す業態
・リサイクル品の業者間の売買を行う大手企業は、取扱量が多く安定した事業基盤を持つ
・専門リサイクルショップは、専門性の高さを買取価格に反映して顧客から支持を得る
・オークション会社は、リサイクル市場の拡大と並行して取扱量が増加。特にネットオークションが台頭

【プラスαの付加価値でお客様から支持が高まる業態】

◆リサイクルに加えてリフォーム・メンテナンス・リペアなど付加価値のあるサービスを提供する企業

◆葬儀業者、金融機関、引っ越し業者、遺品整理業者など、他業界と提携して新しい顧客層を広げている企業

今後の成長のポイント

Re:転職では、今後のさらなる成長のポイントとして2つ考えていいます。
1つはグローバル化。もう一つはテクノロジー化です。

<グローバル化>
・海外出店
・輸出先ととしての海外マーケット
・越境EC(海外向けのネットショップの運営のこと)来日観光客が自国に帰ってリピート買いしたり、知人・友人への口コミを広げている。ここ5年間で1.8倍に成長。

<TECH化>
・CASHなどの即金サービス
アプリ上でユーザーが売りたいものを写真に撮って瞬時にキャッシュ化されて物を送るだけというサービス。
・AI鑑定
接客レベルが上がったり、リサイクル・リユースがより使いやすいサービスになったり、より多様な物を売却できるようになるということが期待される。

コロナ禍で新しい需要も

リサイクル・リユース業界は、コロナ禍の巣籠り需要の恩恵を受けて、特に総合リユース型の企業で、中古品のゲームや家具・家電の販売を伸ばしました。また個人だけではなく、都心部では移転等の影響でオフィス家具や飲食店の厨房機器の買取・販売ニーズが高まりました。

コロナ禍初期(2020年3月)は、景気不安による現金化ニーズや金相場の高騰から貴金属や時計、ブランドバックなど高額商材の買取ニーズもありました。しかしこれは短期的で、長引くパンデミックの影響を受けて特に高額商材では物を手放すニーズが減った事があり、個人からの買取は課題感があるようです。

 

各社、新規の販路開拓に取り組む

コロナの影響を受けて、各社、ECの強化及び、出張買取や宅配買取、LINE査定などに力を入れています。今まで店頭での買取をメインとしていた企業にとっては、新規の顧客との接点にもなっています。

感染拡大当初はインバウンド需要が減って極端に落ち込んだ企業もありましたが、中国の消費マインドはまだ元気な中で、中国ではLIVE販売が主流になっているため、そこにリーチできる販路を持っているとその落ち込みをカバーすることができていると予想します。

一方で、以前から動きが活発化しておりましたが、2020年はリユース業界のM&A件数が前年の2倍となっており、自社の力だけでなく、他社の事業やサービスを自社に取り入れて競争力をつけるというニーズが高まっています。それほどに市場の変化とそのスピードが速くなっているということが考えられます。(M&Aとは企業・事業の合併や買収の総称です。)

 

個人事業主としてのバイヤーも増加傾向

アイキャッチ

オークションもオンライン化が進み、さまざまなバイヤーが参加しやすくなりました。その影響で、ネットで仕入れて、ネットで売るような動きも活性化しています。海外バイヤーがネットオークションに参加することも出てきました。また、副業の流れもあり、個人事業主の参加者も増えているといいます。
Re:転職では、今後もバイヤーが独立していくキャリアパスが増加していく傾向にあると考えています。企業は、一人ひとりの働きがいのある環境をつくっていくかがカギになると思います。

個人は社会や会社に変化の多い時代の中で、自分がどのような軸を持ち、どのような働き方を望むのか、キャリアプランを考えそのためにスキルの習得や学びを深める必要があります。

採用の市況感、リユース業界は?

日本社会全体では、厚生労働省が発表した2022年3月の有効求人倍率は1.22倍です。(現時点(2022/4)のデータ)
有効求人倍率とは、求職者1人あたり何件の求人があるかを示すものです。

求人、求職及び求人倍率の推移
求人、求職及び求人倍率の推移 出典:厚生労働省

上記の図にある通り、2020年12月の有効求人倍率は1.06倍でした。コロナ禍前は1.6倍程度だったことを考えるとまだまだですが、社会全体として求人数が増え、採用状況が改善してきているといえます。

リユース企業は前述したように、業界再編等大きな流れや変化がありつつも、ビジネスチャンスも新たに生まれるなど、コロナ禍でも市場として悲観的な状況ではないと考えています。そのため、採用意欲の高い企業が多数存在しております!

業界経験者のニーズは非常に高いです。真贋や査定のスキルを活かせる求人が多数あります。
また、未経験歓迎の求人も当社では取り揃えております。成長途中のリユース業界にチャレンジするには、ベストタイミングです。

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