リユース関連の資格一覧

スキルアップしたいあなたへ!

リユース業界に関連のある資格一覧

リユース業を開業するには、古物商の資格が必要ですが、ここでは、個人のスキルアップ、キャリアアップを目的として、リユース業界に関連のある資格をいくつかご紹介していきます。

 

1.一般社団法人日本リユース業協会が主催する「リユース検定」

2.日本流通自主管理協会(AACD)が認定する「協会基準判定士」

3.一般社団法人 遺品整理士認定協会が認定する「遺品整理士」

4.英国宝石学協会が認定する宝石学資格の「FGA」

 

 

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1.リユース検定

学べる内容:

リユース品の買取・販売を行う「リユースショップ」を営業していくうえで必要な基礎知識を学びます。「古物営業法」を中心に「個人情報保護法」「製造物責任法」「資源有効利用促進法」などの関連法規の基本知識や留意すべき事項などを実務の流れに沿って学んでいきます。

リユースハンドブック(リユース検定公式テキスト)目次より抜粋

1.リユース業の意義
2.リユースショップを営むための基本事項
3.リユースショップ営業の実務
4.取引の信頼性を高める営業、コンプライアンス(法令遵守)営業
5.特定の商品を取り扱う場合の注意
6.資料

上記の内容から試験が出題され、試験に合格した方が資格を取得できます。
(選択式50問、制限時間は60分。1問2点、100点満点。90点以上をもって合格。
2月、5月、8月、11月の各1ヶ月の間の特定日に全国の試験会場で実施しています。)

 

運営:一般社団法人日本リユース業協会

 

料金:5,000円+消費税

 

取得までの期間:―

 

URL:http://www.re-use.jp/kentei/

 

このような方におススメ:

・リユースショップを新たに開業したい方
・すでにリユースショップ、リサイクルショップで働かれている方
・買取や査定、中古品の販売のお仕事に携わっている方
・リユース企業の経営者、店長

 

 

2.AACD協会基準判定士

学べる内容:

日本流通自主管理協会(AACD)の会員企業になるという前提がありますが、AACDの開催する講習で、並行輸入品に関する知識や偽ブランド品などの流通を防ぐためにブランド品の真贋を正しく判定できるノウハウが学び、試験でその実力をはかります。そして試験に合格した方が資格を取得できます。

 

運営:日本流通自主管理協会(AACD)

 

料金: ―

取得までの期間:―

URL:https://www.aacd.gr.jp/

 

このような方におススメ:

・日本流通自主管理協会の会員企業に属している方
(会員企業とは、ブランド品買取店や質屋などの「小売企業」、
ブランド物のバッグやアクセサリーなどの専門知識を持つ「卸売企業」、
同協会の目的や趣旨に賛同し力添えをする「賛助企業」が挙げられます。)
・ブランド品の買取、鑑定に関するお仕事をしている方

 

3.遺品整理士

学べる内容:

養成講座の教本内容から抜粋
【第1部】遺品整理・遺品整理業とは
第1章 遺品整理とは何か
第2章 専門家が今、必要とされる理由とは
第3章 取り巻いている、様々な社会問題
【第2部】遺品整理を行うためには
第1章 実務を行っていく上で必要なこととは
第2章 行われている”実際の業務”とは
第3章 作業を行う上での留意点
第4章 法規制との関わりについて
【第3部】事例研究について
第1章 事例研究について

上記のような内容について学び、最終的に、課題(レポート)の提出が必須で、その審査に通過した方が資格を取得できます。

 

運営:一般社団法人 遺品整理士認定協会

 

料金:入会金25,000円、会費(認定手続き含む) 7,000円(2年間有効)

 

取得までの期間:約4~5か月

 

URL:https://www.is-mind.org/about.html

このような方におススメ:

・お客様から遺品整理、生前整理のご相談をいただく方
・リユースショップや訪問買取で接客・営業のお仕事をされている方
・お仕事でシニア層や高齢のお客様とお話をすることが多い方
・これからリユース業界を目指されている方

※一般社団法人 遺品整理士認定協会 事務局の長谷川様から「遺品整理士」について詳しくお話を伺うことができました!詳しくは下記をご覧ください。

 

 

4.FGA

学べる内容:

宝石に関するあらゆること(宝石のこと、つくりのこと、デザインのこと、歴史のこと、宝石の評価などについて)を総合的に学びます。GemA宝石学コース〔ファンデーションコース(基礎課程)→ディプロマコース(上級課程)〕を受講し、それぞれの試験に合格したからが資格を取得できます。

運営:英国宝石学協会(The Gemmological Association of Great Britain /Gem-A)

料金:約170万円

取得までの期間:約2年

URL:https://www.jj-craft.com/gem-a/

このような方におススメ:

・宝飾・ジュエリー・貴金属に関わるお仕事をされている方
・宝石の査定、鑑定、鑑別の業務をされている方
・ジュエリーのバイヤーや鑑定士を目指している方

※英国宝石学協会が認定する宝石学資格の「FGA」について、日本宝飾クラフト学院 宝石学 講師の鈴木様から詳しくお話を伺いました!詳しくは下記をご覧ください。

 

 

 

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一般社団法人 遺品整理士認定協会 事務局の長谷川様から「遺品整理士」について詳しくお話を伺いました!

◆協会設立のきっかけを教えてください。

遺品整理士認定協会の設立は2011年で、設立の背景には理事長である木村の亡くなった故人の思い出の品をぞんざいに扱われたり、処理の仕方が適切でなかったという実体験にあります。事務局の私(長谷川様)も身近なところで遺品整理を行った際に違和感を覚える出来事があり、運営に参加するきっかけになりました。

日本では高齢化社会、核家族化が進み、このような遺品整理に関する問題はより身近な出来事になってきています。以前は、遺品整理は家族や親族、近所の人で行うことが多かったと思いますが、近年は専門の業者に依頼するケースが多くなってきました。しかし、そのプレイヤーは葬儀業者、不動産業者、清掃業者、リサイクル業者、便利屋など様々で、コンプライアンスが徹底されないことが多く、遺族が悲しい思いをしたり、不法投棄・無許可での営業、不正請求などトラブルに巻き込まれたりすることがあるのです。先月も片付け業者が逮捕される事件もありました。

 

◆遺品整理士とはどのような仕事なのですか。

遺品整理士は現在、全国に約38,000人います。遺品整理士は家財を「遺品」としてみて、例え処分するとしても、丁寧に扱いながら作業をして、故人の気持ちはもちろん、残された遺族の気持ちを大切にすることを大前提としております。そして、整理・処分する際の法やコンプライアンスを徹底しています。

片付けのスケジュールや手順にコツがありますし、物件ごとに対応方法も異なります。メディアでも話題になったデジタル遺品の処理の仕方や、換金性のある品物の査定、処理しにくい大きな家具などの自治体ごとの廃棄方法など、そのあたりは実務で経験を積みながら知識やスキルを習得していくことになります。

 

◆リサイクル・リユース業界の企業とも業務提携をされていますが、どのような背景からでしょうか。

2点あります。まず1点目は、依頼者からただ処分するのではなく、なるべき価値をつけて、再利用をしてほしいというニーズが高まってきたこと、依頼する業者によって買取に出す品物にばらつきがあることがありました。

また2点目は、買取企業がお客様から遺品整理について相談を受けるというケースも増えてきたということです。例えば、リサイクルショップでは、遺品を整理し始めて持ち込めるものは買取依頼しに来れるけれども自分では処理が難しい物をどうすればよいかというお客様からのご相談にお答えしたいということや、訪問買取では、家の中で価値あるものは査定できお客様としてもどういたいか判別できた、しかしその他の物はどうしていけばいいのかとお客様から相談をもらったときにお答えしたいというニーズです。

そこで、お互いの専門知識やノウハウを提供し合うことでお客様によりより、遺品整理体験をしていただけるようになりました。

 

◆遺品整理だけでなく、生前整理もメディアでも注目を浴びていて需要が増している、と感じますがいかがですか。

おっしゃる通りで、セミナーや講演など行う場合も以前は、遺品整理8割、生前整理1割、空き家の整理1割という内容での比率でしたが、最近は、遺品整理4割、生前整理4割、空き家の整理2割くらいになってきました。また、依頼主からは、それぞれの内容が複雑に絡んでおり、全ての内容が混ざっているケースもあります。なので、遺品整理士も遺品だけでなく、生前の整理の知識・ノウハウが必要になってきていると感じています。

 

◆リサイクル・リユース業界に従事する方、業界を目指している方へメッセージをお願いします。

大前提はご依頼主に満足していただく対応をぜひお願いしたいです。一軒やの購入は1生に一度なんていうキャッチフレーズもありますが、その故人様の遺品整理こそ一生に一度です。だからこそ、故人とご遺族の気持ちに寄り添い、丁寧な対応をお願いいたします。

そして、コンプライアンスをきっちり守っていただきたいと思っております。中古品、リユースのお仕事をするときは、古物商の資格が必要だと思いますが、例えば会社で古物を取得されている社員の方が訪問買取する際は、行商従業者証を携帯し、提示する義務があるのをご存じない方も多いです。それ以外にも遺品整理纏わる資格は多種多様にあるので、そのあたりの知識が必ず持って、徹底することをお願いしたいです。

 

 

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英国宝石学協会が認定する宝石学資格の「FGA」について、日本宝飾クラフト学院 宝石学 講師の鈴木博樹様から詳しくお話を伺いました!

◆FGAとはどういう資格なのですか。

英国宝石学協会(The Gemmological Association of Great Britain /Gem-A=英国宝石学協会)とは、1908年に英国ゴールド・スミス協会の教育委員会としてロンドンに設立された、世界で最も歴史ある宝石学・教育機関です。2012年から日本宝飾クラフト学院 東京本校でFGA取得のための講座が開設されました。それが、GemA宝石学コースです。当コースでは、ファンデーションコースとディプロマコースがあり、ファンデーションコース(基礎課程)に入学してファンデーション試験に合格した方は、ディプロマコース(上級課程)へ進学できます。ディプロマ試験に合格すると、待望の“FGA”を取得することができます。非常に難易度が高い試験ですが、Gem-A認定の宝石学ディプロマは英国政府により学士号と同等レベルの資格であると認められています。

日本宝飾クラフト学院では、通学教育と通信添削教育を用意しています。

 

◆ジュエリーの資格だと、一般社団法人日本ジュエリー協会のジュエリーコーディネーター検定や米国宝石学会(Gemological Institute Of America)のGIAなんかも有名ですよね。

そうですね。しかし、GIAの教育部門は現在日本からは撤退してしまっています。また、今、国内で受けられるジュエリー関係の資格の中で、FGAは世界で通用する唯一の資格です。

 

◆今講座に通われている方はどういう方がいるのでしょうか。

ジュエリー業界の方や、宝石や鉱物が好きという方もいらっしゃいますが、私(鈴木先生)は、夜の時間帯の社会人クラスを担当しているので、そこに通ってくる方は、ジュエリー・宝飾業界で働いている人が多いですね。企業の研修の一環としてくる方や、スキルアップを目指している方、自分で事業をしていて実務で悩んでいる方も学びに来ています。

 

◆FGAがリサイクル・リユース業界でのスキルアップにどう生かされるでしょうか。

学ぶ内容は、宝石に関するあらゆることを総合的に学びます。査定、鑑定に関わるリユースのお仕事をされている方々は、自分の判断の根拠・裏付けがなければならないはずです。それには、色を始めとした品質、インクルージョン、産地、処理、合成など幅広い知識が必要です。バイヤーの方はそれを元に相場や需要なども見ながら値段を出すわけですね。鑑別機関にいる方も鑑別書を作成するにはこの知識が絶対に必要です。

この辺りの知識や経験を積むのは簡単なことではなく、業界の経験者でも「産地を何で判断していいかわからない」などの悩みがあるのです。

FGAでは、知識だけでなく、宝石のサンプルを見ながら、実技も交えて学んでいきます。非常に実践的なので、すでに鑑定・査定のお仕事をされている方も多く通われているのだと思います。

 

◆リサイクル・リユース業界に従事する方、業界を目指している方へメッセージをお願いします。

資格を取得するまでの期間や料金もそれなりにハードルが高いと思っております。

しかし、現場で経験を積むと、自分に何の知識やスキルが足りないのかが、わかってきます。それを補い、確実なスキルを手に入れるにはFGAに通う他ない、そういった内容だと思っています。なので、仕事をしている中で自分の課題に気づきがある方、そして絶対その知識やスキルを習得したい、習得する必要があるという強い覚悟のある方に通っていいただきたいと思っています。必ず、実務で活かされることでしょう。

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いかがでしたでしょうか。

リユースに関連ある資格といっても色々な内容があり、それぞれに特徴があります。
業界に入る前にこの資格が必須といったことや、この資格がないと仕事できない、転職に有利な資格がある、ということはありません。

業界未経験の方は、まずは資格と飛びつかずとも、未経験から採用している企業を探して経験を積んでいき、経験を積む中で自分に必要だと思うものや、今後のキャリアアップを考える中で役立ちそうなものを選定していくのが良いかもしれません。そのあたりは、個別のキャリア相談の中でも詳しく情報提供させていただきます。

 

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