
新型コロナウイルス感染症による影響がリユース市場にも大きく出てきました。
東京都の休業要請の候補となっている業態に、百貨店や商業施設と並び、質屋が入ってましたね。
質屋という表現だけが適切なのか、質屋=リユースショップ、リサイクルショップという変換が一般の方々にされるのか疑問がありましたが、消費者の購買行動が、物を買うだけでなく、物を売るということがメジャーになったことを改めて感じました。
2月、3月から中国での感染爆発でインバウンドの需要減から中古市場、小売業に大きな打撃を与えました。
そして今回、緊急事態宣言が出たことにより、いよいよ国内での需要も急激に落ち込んでいくでしょう。
百貨店やショッピングセンターが休業を決めたことで、出店している店舗は休業を余儀なくされました。
このような中、各社ECでの販売強化やLINE買取や宅配買取の強化をますます進めているかと思います。
しかし、商品は基本的に本社での査定・検品業務が必要となります。
こうした仕事はテレワークでは対応が難しいため、本社勤務の鑑定士やバイヤーは通勤をせざるを得ない場合があります。
しかし、それでは感染リスクが高いため、出勤停止=業務を停止するという苦渋の決断を迫られる時期にあるのではないかと思います。
「密接・密集・密閉」の3密になりやすい古物オークション会場は、すでに休業しているところもありますが、開催をしているところは早急に検討すべきだと思います。
では、インターネットオークションやフリマアプリでのCtoCの動きはどうでしょうか。ウイルスを気にして物の交換がしにくい心理的ハードルが一部にはありそうですが、リアルな場と比べると間違いなく活性化していることでしょう。
比較的不況に強いとされてきた買取事業も、この新型コロナウイルス蔓延の状況下では打ち勝つことができないのでしょうか。事態が収束に向かい、通常の業務ができる日が早くくることを願うばかりです。
そのような中でも、オンライン面談を取り入れるなどして、採用を継続している企業があります。転職活動をされている方、求人を探されている方も非常に不安な時期かと思います。ご質問、ご不安などに対してできる限りの情報提供をいたしますので、まずはお問合せください。
Re:転職
キャリアコンサルタント 山口
この記事へのコメントはありません。